私がネズミ講(マルチ商法)にしつこく誘われて監禁された本当の話①

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私がネズミ講(マルチ商法)にしつこく誘われて監禁された時の本当にあった怖い話

皆さんどうものびのびです。

ねずみ講って未だにいるんですよ・・・

マルチっていうの?あれには悪質なグループが存在するから本当に注意が必要。

下手したら人生を崩壊しかねないからね。

あの恐怖の体験から5年の月日が経って私を誘ってきた元友人もやっと足を洗ったみたいだから

今回は恐怖体験アンビリーバボー「悪質マルチに監禁された話」をつらつらと語っていくよぅ!

あれは5年前の冬

寒い寒い冬だった。

私はその当時個人事業主を始めたばかりであまり上手くいってなかった。

サラリーマンの時と同じ収入なのに、労働時間は2倍。

でも楽しいから気にせず前だけ見てがむしゃらに働いてた。

とはいえもっと余裕がほしいなと思ってた。

そんな時に大学生時代の友人(女性)から連絡が。

※この友人は何度も登場するから分かりやすいように名前をリカ(仮名)にしておくね。

リカ「のびのびちゃん久しぶり!突然なんだけど2月14日暇?」

「え?久しぶりだね。夜だったら空いてるよ!」

リカ「それじゃあ久しぶりにどこかで会わない?お話したいな!」

「オッケー!(チョコか何かくれるのかな?)」

リカ「じゃあ銀座のコメダ珈琲までお願い」

「もう場所決まってるんだね!笑 オッケー!」

いざ行ってみるとそこには知らないおじさんが

花の銀座、勝ち組の集う銀座。

田舎っぺの私は銀座に対してそんなイメージがあったから、それなりに正装して行くことに。

「よしっ!行くぞ!」

若干ワクワクしながら出発しようとすると外は大雪。

電車が動くかも怪しいくらいの大雪。

でもワクワクが勝っていざ銀座へ。

コメダ珈琲店に着くと大雪なのに入り口の前でリカは待っていた。

「中で待ってればいいのに!怖いよ!」

リカは頭に雪が積もっていた。

リカ「大丈夫だよ!それより早く中に入ろう」

「お、おうその通り。」

そして店員さんに席を案内されて行くと、そこには知らないおじさんが。

私は席が間違っているかそれとも隣の席なのかなと思ってたら

リカ「おつかれーっす!www」

おじさん(以下、ホシノ)「うぃーすwwwご苦労さん!www」

2人ともめちゃくちゃテンションが高い。

私は何がなんだかわからなくて、この背が低くて中年太りで顔がテッカテカヌルヌルのおじさんはリカのお父さんなのかな?って思ってた。

席に着くと謎の自己紹介?

ホシノの自己紹介が始まった。

ホシノ「どうものびのびさん!のびのびちゃんって呼んだ方が良いのかな?デュフッwww」

「あ、はい、お好きにどうぞ。」

ホシノ「デュフッwwwそれじゃあのびのびちゃん、私はホシノでーすwww」

「あれ?」

ホシノ「そう!そのあれ?は正しいよ!僕チンとリカちゃんがどんな関係なのか気になるでしょう?」

「はい、すごく」

ホシノ「そうだよねーデュフッwww気になるよねー?教えてほちい?www」

「はい、教えてください」

ホシノ「いいよ!じゃあリカちゃん説明してあげて!」

「きんもーーー!(心の叫び)」

リカは待ってましたと言わんばかりにホシノとの関係を長々と説明する。

ビジネスパートナーの関係であること、身体の関係はないこと、マルチ商法をしていて不労所得がほしいこと、私と一緒にビジネスがしたいこと

本当に長々と話してくれた。

ちなみにリカの頭に積もってた雪は完全に溶けて、ちょっと前に流行ったウェット感のある髪型になっていた。

私としては当時ねずみ講なんて知らない純粋な子たったからリカに誘われたのがちょっと嬉しくなってた。

3時間位話した

コーヒー一杯で結局3時間以上は話した。

ホシノは基本的にねずみ講って危なくないんだよ、すごく良いシステムなんだよってことを話してくれた。

リカはひたすら合いの手に集中してた。

ホシノ「金持ち父さん貧乏で父さんて知ってりゅ?wwwあれって要はお金を自動的に流れさせる水路を作ろうって話をなんだよねー」

リカ「よーっ、はぁっ!」

ホシノ「僕たちがやろうとしてるのはそれを極めたこと。水路を作って皆で楽しく生きようって活動をしているんだよね」

リカ「はぁーヨイショッ!」

ホシノ「でも今日話せるのは氷山の一角」

リカ「Wow Wow」

ホシノ「だって今日初めて会った人にこんな素晴らしいビジネス、お金を稼ぐ情報なんて教えられないじゃん?」

リカ「それそれそれそれー!」

ホシノ「だから、どう?聞きたい?」

リカ「はぁどしたっ!」

ホシノ「次はいつにしようか?」

リカ「hoo!hoo!」

こんな感じでホシノが喋って、リカが「確かにー!間違えないですよねー!」って合いの手入れるから

私が喋る隙がなかった。

そんなこんなで次の予定を聞かれて

「まだ予定見えないので後で連絡してもよいですか?」と既に関わりたくなくなってた。

ホシノ「いやいやいや、でも僕チン忙しいしさ、それに何より人間の記憶っていうのは100時間以内だとやる気がどうのこうの・・・」

「それはわかってるんですけど仕事の関係上・・」

ホシノ「でもさ、別に夜でもいいわけだし将来のこと本気で考えてさ、騙されたと思ってもう一回だけ聞いてほしいな」

「わかりました。。。いいですよ。」

今日会った人にビジネスなんて教えられないから教えて欲しかったらやる気見せてみな的なこと言ってたホシノと私の関係がいつのまにか逆転してた。

ホシノ「お願いだからもう一回だけ会ってよー(´;ω;`)お願い!先っちょだけ!先っちょだけ!」

「そこまで言うなら仕方ないですね。その儲かるビジネスというのを聞いてみましょう。」

ホシノ「ぅわぁーいやったー!!」

リカ「フワッ!!フワッ!!」

そしてまた、ホシノとの地獄の時間がスタートするのであった。

第2部への続き→私がネズミ講(マルチ商法)にしつこく誘われて監禁された本当の話②

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