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【本当にあった怖い話】会社にいたヤバイ女の話
皆さんどうも。
オカルト好きなのびのびです(*´-`)
今日はちょっと季節外れの怖い話をしようと思うの。
皆にどれだけ言っても信じてくれない話なんだけどね。
信じるか信じないかはあなた次第ってことでちょっと聞いてほしい。
あれは、5年程前の話です
これは、私が20代前半の頃の話です。
個人事業主を辞めて入った会社。
この会社は結構な大手で皆ノンビリと仕事をしている素晴らしい会社でした。
毎日楽しく仕事をしている時、ふとおかしなことが起きたんです。
おかしなこと、それは、誰にも見えないはずの女?ゾンビみたいな人に話しかけられた。
ゾンビ「のびのびさーん、その服派手ですねぇーオオオオオンwwww!!
私「へっ?こんな人いたっけ?それになんか・・・」
ゾンビ「オオオオオーンwwww!!!」
私「す、すごい地響きだ!!何で誰も気付いてないんだ!!??」
怖くなった私はそのまま走って帰った。
その女は見た目が異様なんだよぃ
次の日、会社に出社すると
やっぱりいる!!!
夢じゃなかったんだ!!!
しかし何故皆には見えないのにわたしには見えるのだろう?
怖い気持ちを抑えて私はその女の顔をマジマジと見てみることに。
すると、なんというか、色々突っ込みどころがあるのだけど、一言で言うと「汚い」
まず髪の毛。
何日もお風呂に入っていないのだろう。
髪の毛がベタベタでブロッコリーのような髪型で、髪には白いご飯粒のようなものが。
それはご飯粒ではなく、フケが油を吸って弾力と粘り気を帯びたものだった。
そして顔。
浅黒く、ヒゲが生えてる。
バカボンのパパみたいに生えてる。
何故かマツゲの上に白い粉が。
雪でも降ったのかな?と思ったけど当然雪ではなくフケ。
なんというか説明しにくいんだけど、下の画像とほぼ100%合致する👇
鳴き声が地響き
言い忘れてたけど、その女を私はマリアさんと呼んでいた。
マリアさんは1分起きに地震を発生させる。
すごい能力だ。
地震の正体は単純にタンを絡めているだけなのだけど、ビクッとしてしまうくらいの大音量。
「オォオオオオオオオオオン!!!」
これを1分に1度聞かなくてはいけない。
当然私にだけ聞こえているみたいで周りには聞こえてないみたい。
行動も異様なんだよぃ
マリアさんを観察していて気付いたことがある。
マリアさんはオォオオオオオオオオオン!!!と地震を起こした後、3回に1回は鼻をほじる。
鼻をほじってる時の顔が実にベリーバッドなのだけど
その鼻くそをピンピン周りに飛ばす癖がある。
仕事の都合上、マリアさんは私にプリントを渡してくることがあるのだけど、
大概鼻くそ付きのプリント。
たまにフケもくっついてる。
これがマリアさんの自己主張なのだろう。
彼女の最強の武器
彼女の最強の武器がある。
実は私はマリアさんとは席が結構離れていたのだけど、ある日突然上司から「のびのびさん、本当の本当に申し訳ないんだけど席替えしてもらってもいい?」
深く話を聞くと、その席に座ってた人が身体を壊して誰もその席に行きたがらなくて新人の私に声をかけてきたということがわかった。
部署からかなり離れるけど仕方ない。
それに、席がマリアさんの目の前になれる。
もっと観察できるからラッキーだ。
そんな甘い考えをしたのも束の間。
席についた途端に異常事態に気付いた。
地獄中の地獄の最層部
私「なんか、ここめちゃくちゃ臭い!!!」
あまりの激臭につい心に思ったことが言葉にでてしまった。
すると先輩が
「しーっ!のびのびちゃんしーっ!」
私「へっ?」
先輩「・・・無言」
なんとなく察した。
これはマリアさんの匂いだ。
どこかで嗅いだことがある。
小学生の頃に一緒に遊んでいたホームレスのトシおじさんの匂いだ。
でもこれならマスクをすればなんとかなるだろう。
しかし、それも甘かった。
マスクをつけた五分後、鼻血が出そうになるくらいの刺激臭に襲われた。
例えるなら納得と生乾きの犬と酸味のあるゲロの匂いに・・・とにかくこの世に存在するものでは例えられないくらいの刺激臭。
私は思わず床に倒れこむ。
先輩達はマスクの上からハンカチで押さえて呼吸を止めている。
ふと見るとそこにはマリアさんの生足が。
やっぱりマリアさん最強っす・・・
なんとか毎日我慢してたけど
マリアさんが靴を脱ぐとき、それは人が死ぬとき。
人体に影響のあるはかいこうせんを発する。
でも私はなんとか耐えてた。
消臭力を自腹で5個購入したり、扇風機で風がこっちに来ないようにマリアさんに向けたり。
できることは全てやった。
それなのに効果なし。
やっぱりゴーストタイプなのかな。
そんなこんなな日が続いて1ヶ月。
私の身体に異常が。
毎日頭痛が止まらなくなってしまった。
匂いへのストレスで私の脳は完全に崩壊してしまったのである。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、全ての感覚を麻痺させることができる
マリアさんのすごいところはステータスが高いということ。
普通の人間だったら1つはダメなところがある。
しかしマリアさんはステータスを全フリ。
攻撃力に全フリ。
最強の武器は当然臭いだけど、鼻くそ攻撃やフケ攻撃、オォオオオオオオオオオン!!攻撃など技も多彩だ。
人類が神の力に手を出してしまった結果生まれた人間兵器なのだろう。
戦争でマリアさんを相手国に送るだけで、世界中の国から卑怯だと非難されるであろう。
業務改善委員会を発足
このままでは一生ロキソニンが手放せない身体になってしまう。
そう思った私は部長に相談してみることに。
すると
部長「あー、やっぱり言われると思ってたよ・・・」
私「知ってたんかい!!!」
部長「えっ?」
私「いえ、皆何もないかのごとく仕事をしていたので私にしか見えていないのかと思って・・・」
部長「なるほどねぇ・・・でものびのひちゃんみたいにハッキリクレーム言う人今までいなくて確かに放置というか知らないフリしてたかも」
私「どうしましょう?」
部長「私からも言ってみる!」
私「それじゃあ私からも遠回しに言ってみます」
いざ、交渉スタート
私「マリアさん、お風呂って入ると気持ち良いですよねぇ」
マリア「・・・」
私「特に朝入るとサッパリしませんか?」
マリア「・・・」
返事がない。ただの屍のようだ。
マリアはヨダレを垂らして寝ていたのである。
防御力も強いのね。
何故こんなのを採用したのだ人事よ!!!
次なる手段
次なる手段はプレゼント作戦!
わざわざラクーアまで行ってお洒落な石鹸を購入!
私「マリアさん・・・」
マリア「オォオオオオオオオオオン!!!」
私「誕生日が近いって聞いたのでこれプレゼントです」
マリア「オォオオオオオオオオオン!!!!」
私「・・・」
マリア「・・・ぁりがとぅござオォオオオオオオオオオン!!!」
マリアは鼻くそでカピカピになった指を出し、なんと受け取ってくれた!!!
これは勝った!!!
失敗に終わる
次の日、悪臭を放ちながらマリアは出社するのであった。
変わった様子はない。
石鹸が効かなかったのか?
私「マリアさん、石鹸どうでした?」
マリア「オォオオオオオオオオオン!!!」
私「マリアさん・・・あのs」
マリア「フォオオオオオオオオオンwwww!!!」
私「ダメだこりゃ」
部長とマネージャー立ち会いのもと面談へ
マリアが部長に呼び出された。
1時間ほど面談していたようだ。
これでやっと懲りてお風呂に入ってくれるようになり、鼻をほじる時間も減るだろう
部長「のびのびちゃん。ダメだった」
私「えぇーーー!!??」
部長「一応気をつけるとは言ってくれたよ」
私「えぇーーー!!??」
部長「一回様子見てみよう?」
私「えぇーーー!!??」
マジギレ
1週間してもマリアに変わった様子はない。
相変わらず鼻をほじってヨダレを垂らして靴を脱ぎながら寝ているのであった。
私は頭の中で何かが切れた音がした。
私は思わず無線のマウスを投げつけた。
私「マリア!!!いい加減にしてください!!!」
マリア「フォオオオオオオオオオンwwww」
私「お前の親はどんな教育したんだ!?親もそんななの?」
マリア「フォオオオオオオオオオンwwww」
私「親呼べ。説教してやる」
そこで部長が止めにくる・・・かと思いきや
部長「そう、のびのびちゃんの言う通りだよ。前からあなたへのクレームはきてたの。本当に迷惑してる。前面談したの全然聞いてなかったんだね」
マリア「フォオオオオオオオオオンwwww」
部長「あなたに言ってもダメならあなたの親に電話します。」
部長はその場でマリアさんの目の前でマリアさんの親に電話をかける。
一件落着?
次の日、マリアはお風呂に入ってから出社してきた。
もちろんお風呂に入っていても臭いものは臭い。
しかし、顔の油や汚れもとれていて
初めてマリアの顔面を見れた。
こんな顔をしていたのか。
元どおりに
1週間もすると元のマリアに。
お風呂に入ったのは1日だけだったようだ。
私は諦め、席を変えてもらった。
言っても無駄な人はこの世にいるのだと気付いた。
その後のマリア
マリアさんは言い忘れてたけど契約社員。
もちろんのこと契約更新とはならず会社から消えていった。
会社から消えたのに、いつもと変わらず周りは仕事をしていた。
やっぱりあれは幽霊だったのでしょうか?
それとも夢だったのでしょうか?
幽霊じゃないとしたら今、マリアは何をしているのやら・・・
想像したくもない。
以上、私が体験した人生で1番奇妙な時間でした。
幽霊よりも人間が1番怖いね。
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