ダイエット時のたんぱく質といったら何を思い浮かべますか?
鶏肉が良い、納豆などの豆製品が良い・・・などなとたくさんあると思い浮かべますね。
もちろん鶏肉も豆製品もダイエットには良いです!
しかし今回は意外な豚肉がダイエットに最強だということをご紹介いたします!
目次
豚肉のダイエット効果
豚肉にはたくさんのビタミンB1が含まれています。
豚肉は、鶏肉や牛乳に比べてビタミンB1が5~10倍多く含まれています。
豚肉に含まれるビタミンB1の効果
豚肉に含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える効果があります。
糖質がエネルギーに変わると代謝が上がり、脂肪も燃えやすくなります。
筋トレやランニングをした後に豚肉を摂取するとビタミンB1が体内にある糖質をエネルギーに変え、疲労を回復してくれます!
また、ビタミンB1は夏バテ予防にもなるので夏の時期には特に摂取した方が良いですね。
豚肉に含まれるL-カルチニンの効果
豚肉には鶏肉の3倍以上のL-カルチニンを含んでいます。
ちなみにL-カルチニンは脂肪を燃やしてエネルギーに変える性質です。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えますが、L-カルチニンは直接脂肪をエネルギーに変える性質があります。
つまり、豚肉はダイエットの二大天敵である糖質、脂肪を燃やしてエネルギーに変えてしまうのです。
豚肉がダイエットに効果がでる証拠
平成27年に放送された「林修の今でしょ講座」で豚肉が取り上げられていました。
放送では豚肉を1週間好きなだけ食べても良いという実験が行われました。
実験に参加したのは20代前半、20代後半、30代後半の3名の女性。
20代後半女性の場合
体重⇒-3kg 二の腕⇒-4cm ウエスト⇒-11cm 太もも⇒-0.5cm
20代前半女性の場合
体重⇒-3kg 二の腕⇒-5cm ウエスト⇒-12cm 太もも⇒-5cm
30代後半女性の場合
体重⇒-4kg 二の腕⇒-3cm ウエスト⇒-0.5cm 太もも⇒-6cm
全員がダイエットに成功しています。
もちろん豚肉をたくさん食べたことがすべての理由ではないと思います。
豚肉を摂取してダイエットできるから好きなだけアイスやケーキを食べてもいいというわけではありません。
普段のダイエットや筋トレに豚肉をプラスすることでさらなる効果が期待できるわけです。
豚肉のダイエットに対する誤解
豚肉には脂肪が含まれています。
常識で考えると脂肪を食べると太ると考えている方が多くいます。
しかし、体脂肪や内臓脂肪が増えて肥満になる理由は、体内のインシュリンが増えて血糖値があがるのが理由です。
簡単に言えば、パンやお米、ケーキなどの糖質が脂肪をつける原因ということです。
脂肪は水と二酸化炭素になって体外にでていきます。
脂肪は吸収できなければ下痢となって体外に排出されます。
そのため、脂肪だけ食べて太る人はいません。
ちなみに私は豚の脂身が大好きなので豚トロや豚バラを買って、カリカリに焼いて食べるのが好きです!
ダイエットのための豚肉の調理法
L-カルチニンと限らず、栄養素は熱に弱いという弱点があります。
私のようにカリカリに焼くとせっかくのL-カルチニンが漏れ出してしまいます。
そのため、1番のオススメは煮込まない豚汁やスープ、カレー、しゃぶしゃぶです。
普通は1番最初にお肉を入れてから調理してしまいがちですが、豚肉の効果を最大限に得たいのであれば上記の調理法をオススメします。
また、借りに煮込みすぎたとしてもL-カルチニンはスープ内に溶け込んでいます。
スープを全部飲むのが大変になるだけです。
ビタミンB1の摂取目安は成人一日あたり男性:1.2~1.6mg、女性:0.9~1.2mgとなっています。
L-カルチニンは1日に200mgです。
まとめ
・豚肉にはビタミンB1豊富
・ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える効果があるためダイエットや筋トレに最適。
・豚肉にはL-カルチニンが多く含まれている。
・L-カルチニンには脂肪を燃やしてエネルギーに変えてくれる性質なためダイエットには最適。
・豚肉にはダイエットの天敵である糖質と脂肪を燃やしてエネルギーにする効果がある。