皆さんいつも読んでいただきありがとうございます!
以前瞑想への入り方や瞑想がどんな状況なのかをこのブログで書きました。
参照:瞑想状態に入る方法、瞑想に入った時の状態、初心者でも簡単にできる瞑想のコツを説明します!
今回は手軽でどこでもできる「f瞑想」について紹介します。
しかし、f瞑想?何それ誤爆なの?と思う人もいるかもしれませんので、順を追って説明します。
目次
瞑想には順序や深さがある
瞑想というのは段階があります。
大きく分けると「実践瞑想」と「境地瞑想」の2種類があります。
この「実践瞑想」と「境地瞑想」の中にも順序(瞑想の入り度)があり、脳内の働きが違います。
実践瞑想とは
瞑想には努力の必要な時間と無努力が必要な時間があります。
この実践瞑想では努力が必要です。
その努力が、何も考えないということです。
何も考えないなんて無理だ!と思いますよね。
私も何も考えないなんて無理だと思います。
この実践瞑想でいう「何も考えない」とは、1つのこと以外何も考えないということです。
実践瞑想の時は「マントラ」というものを唱えます。
マントラにだけ集中するように努力するのが実践瞑想です。
マントラとは?
マントラとは特に意味のあるものではありません。
脳内で「オーン、ナーム、スバーハー」と唱え続けることなのですが、私の場合は腹式呼吸を3、6、8(3秒かけて息を吸い、6秒息を止め、8秒かけて息を吐くやり方)のやり方でやっているので
脳内で「1、2、3 1、2、3、4、5、6 1、2、3、4、5、6、7、8」と数字を数え続けています。
この脳内で何かを唱え続けることがマントラといいます。
何故マントラを唱え続けるのか?
瞑想の時にマントラを唱え続ける理由は単純です。
その理由は単に飽きるからです。
脳がマントラに飽きると「もっと考えなくちゃいけないことがあるよ!」と頭があなたに伝えます。
「そんな数字を数えるよりも勉強のことはどうする?」
「数字よりもあの面白かった番組のこと考えようよ」
「髪伸びてきたからあの髪型に挑戦しない?」
など、あなたの頭が必死に色んなことを考えようとしてきます。
しかし、それに対して「確かにそれも大事だよね。でも今は瞑想中だから後で考えよう。1、2.3・・・」と脳が出した指令を棚上げしてマントラを唱え続けることによって
脳内でマントラを数えるよりも大切なことを無くすためです。
マントラを唱え続けると
マントラを唱え続け、脳がだす情報を棚上げすることは寝ている時の脳と同じ状態です。
寝ていると2時間おきに脳内で必要な情報と不必要な情報を整理しています。
1日で溜まった職場のデスクの上にある膨大な書類をファイリングして、いらない書類は倉庫にしまって、必要な情報はデスクの近くの引き出しにしまうのと同じです。
寝ている時は脳内でこの整理を2時間おきに行動しています。
実践瞑想はこれと同じことをしているわけです。
マントラというあなたにとって必要のないことを考え続けることによって、あなたにとって必要な情報を脳が自動的にどんどんとあなたに教えてくれます。
つまり、あなたがもうすっかり忘れている取引先へのメールだったり、
飲み会の会場を予約することなどを、マントラ中に自動的に脳があなたに教えてくれます。
マントラを唱える以外何も考える必要がなくなったら
脳は「もう必要な情報は全て伝えました。用があったらいつでも引き出せるように整理しておいたのでいつでも言ってね」という状態になります。
つまり、これが「何も考えない」ということです。
この状態になると自動的に境地瞑想に入ります。
音もなく、シーンとした空間にあなたがポツンといます。
頭の整理が終わっている状態なので、脳はぐっすり寝た後と同じようにスッキリしています。
境地瞑想中はマントラを唱える必要もありません。
境地瞑想に入ると
境地瞑想は脳内が綺麗に整理された状態です。
デスクの上は綺麗に整理され、どこに何があるのかあいうえお順にメモが書いてあるので、いつでも取り出すことができます。
しかし、瞑想中なので必要な情報を探す必要はありません。
それでは脳はどうなるか?
境地瞑想の時の頭の中はどうなっているのか?
境地瞑想中は、何も考えないと言いました。
これは嘘ではないのですが、本当でもありません。
境地瞑想中は、記憶の奥の奥の情報を必死に引き出しています。
その間は本当に静かで不思議な感覚です。
わかりにくいかもしれないので、私の境地瞑想の実体験を書きます。
私の境地瞑想中の実体験
境地瞑想中は人によってはエクスタシーと同じ快感を味わったり、過去の情報が鮮明に思い浮かんだり、目標に対しての明確な答えを引き出してくれるなど様々な恩恵があります。
私の場合は下記の経験があります。
<実体験>
私(ゴォォォォォって音がするな。なんだか真っ白に眩しい・・・でも今は瞑想中だから後で考えよう・・・)
私(マントラだけになって雑念がなくなった・・・あ、これも雑念か・・・)
いつの間にかマントラも唱えなくなっている
脳内(小学生の時、プールに入って友人の砂田君と中川さんと遊んでいる。砂田君のホクロの位置や喋り方、その時どんな話をしていたかなど
くっきり、まるで今そこにいるくらいはっきりとわかる。プールの冷たさだったり、鼻に水が入った違和感などがはっきりと現実のようにわかる。
これは夢じゃないけど現実でもないな。とわかる。
匂いもはっきりとわかる。
涙ぐむくらい懐かしくて楽しかった記憶)
ここで瞑想CDの音が終わるのに気付いて瞑想が終わり。
何故このようなことがおきるのか?
普段私達は脳の前頭葉という部分を使っています。
一方後頭葉は記憶を保管する倉庫です。
前頭葉で考え、後頭葉の記憶の倉庫から、前頭葉が情報を探し、見つけ、頭に想像します。
実践瞑想中は前頭葉を使って情報を後頭葉に保管しています。
情報の保管や整理が終わると前頭葉は何もやることが無くなるので休みます。
起きている時は脳は動いていなくてはいけないので、今度は後頭葉が働きます。
この状態が境地瞑想です。
普段は後頭葉から情報を引き出し、前頭葉が一度チェックしてから想像になります。
しかし、チェック係の前頭葉が休んでいるので、後頭葉の記憶がそのまま頭の想像に浮かびます。
そのまま頭に想像することができるため、より鮮明に実体験に近い形で思い出すことができるわけです。
頭があなたで、前頭葉があなたの部下です。
前頭葉である部下が後頭葉の倉庫から書類を出して、あなたにわかりやすいように要約してなるべく情報は端折って前頭葉があなたに報告します。
しかし、境地瞑想中は前頭葉である部下がいないため、倉庫から直接あなたに書類が届けられます。
あなたはその書類を生で見ることができるため、匂いや音など様々なことも鮮明に思い出すことができます。
境地瞑想中は、あなたから書類を見に行くわけではなく、あなたが倉庫にそのままいる感じです。
境地瞑想を極めると
境地瞑想について書くととにかく止まらない位書くことが膨大です。
それも全てポジティブなことです。
全て書きたいのですが、それはまた次回にします。
とにかく言えるのが、記憶力が多くなり、記憶を引き出す力が早くなったり、色んな情報が整理出来ているので、能力が上がります。
デスクの上が綺麗で書類がきちんと整理されている方が仕事が捗りますよね。
それと同じで人間も能力が上がります。
聖徳太子が7人の意見をいっぺんに聞けたのもこの境地瞑想の名人だったからだと言われています。
それだけすごい効果があります。
今後必ず私の実体験も踏まえてブログとして書きたいと思います。
それではどこでもできる「f瞑想」とは?
境地瞑想はもちろん、実践瞑想も静かに集中できる場所でないと瞑想に入るのは難しいです。
しかし、実践瞑想で説明した「マントラを唱えてマントラに集中する」ことはどこででもできます。
マントラに集中するだけでも他の考えを棚上げして情報整理ができます。
つまり、どこででも情報整理だけであれば出来ます。
電車で立っている時でも座っている時でも、銀行や病院の待合でもどこででもできます。
その実践瞑想のマントラを唱えることだけはどこででもできてしまうのです。
また、5分でも1分でも効果はあります。
実践瞑想の第1段階であるマントラを唱えるのは、情報整理をしているので
やらないよりはやった方が確実に良いですし、夜や朝に瞑想に集中する時に境地瞑想に入りやすくなります。
f瞑想のやり方
やり方は実践瞑想と同じです。
待ち時間に出来れば座って目を閉じ、腹式呼吸をしながらマントラを唱えます。
マントラを唱えている時に待合室であなたの名前を呼ばれたり、電車で集中が切れた時などはf瞑想をやめて問題ありません。
出来る時にf瞑想すると良いでしょう。
お昼休憩中でも構いませんし、動く必要のない時にf瞑想すると
続けていくうちに情報整理スピードが早くなり、頭の回転が良くなったり、思い出す力も強くなります。
何より瞑想をする時に境地瞑想に入りやすくなるのが良い点です。
英語の勉強と同じで、電車の中で単語帳で勉強するだけでもそれなりに英語を覚えられますよね。
そして帰って本格的な勉強をする時にその覚えた英単語は役に立ちますよね。
それと同じでf瞑想は単語帳のようなもので、ちょこちょこやると、どんどん瞑想が上手くなっていきます。
瞑想をすると身体にも精神的にもより豊かになっていきます!
世界中の人が瞑想をすれば戦争や争いごともなくなります。
いつかそんな世の中がきたらいいですね。
というわけで最後まで読んでいただきありがとうございました!
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