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【経理の仕事】決算てどんなことするの?
皆さんこんにちは。
自分らしく自由に生きていくをモットーにしているのびのびです。
実はのびのびは経理職で、決算月でひじょーーーーに忙しいのです!
先日美容院に行った際に美容師の方から「経理って決算の時何してるんですか?」ときかれました。
確かに周りの部署から見ると「経理部ってなんで決算の時忙しいの?」って感じで謎が多いですよね。
そこで今回は、美容師の方にも説明したままのこと「経理部は決算の時に何をしているのか、何故忙しいのか」を説明します!
①決算月は期末に残った未払いや未収を確定する
会社は期ごとに損益などをだし、株主や税務署に提出しなくてはいけません。
売掛金や買掛金といった、まだお金を受け取ってないもの、まだお金を払っていないものを調べます。
その未収未払は誰に対してのものなのかも調べて、住所はどこなのかなどをエクセルなどにまとめて決算専用のシステムに入力していきます。
期末にどれくらい未収、未払い、前払い、前受け、そして現預金などが残っているのか計算し、その相手はどこの誰なのか、払ったり受け取ったりできる見込みはあるのか、税金はどれくらい払ったのかなどを税務署に提出します。
また、税務署での手続きが終わった後は株主に損益のパンフレットを配り、会社によっては説明会を開きます。
この未払いや未収、または前払いや、前受け金などを全ての数字を一から調べ上げていくために時間がかかります。
②決算月は年間の誤計算を訂正する
人間なので間違えは当然あります。
上で説明した、決算の作業では年間の数字を正確に算出して提出しなくてはいけません。
もちろん税務署提出前に会計事務所や税理士が最後にチェックしてくれますが、自分達でもチェックします。
チェック時に売掛金を回収したはずなのに利益として計上されていなかったり、売上原価が計上されていないなどのミスを見つけます。
そういったミス達を決算仕分けで修正していき、正しい数字に直していきます。
これも、他部署に確認をしたり、何故計上されていないのか担当に確認したりしなくてはいけないので時間がかかります。
決算月は月ズレを訂正する
会社の数字は嘘があってはいけませんが、良く見せなくてはいけないのが辛いところです。
そのため、前期の費用は前期、今期の費用は今期とキッチリ分けなくてはいけません。
例えば、水道光熱費で、水道代は12/10から2/10までの金額1000を請求されている場合、1月の水道光熱費は本来なら1/1から1/31までですよね。
そのため、この1000円を日毎に分け、それに31を掛けたものが1月分の費用なんだ・・・というように計算します。
これをしないと、期の初めが費用が大きくなり、収益が少ないといった状態になってしまいます。
それを避けるために1月に使ったものは1月、2月に使ったものは2月と細かく分ける必要があります。
この作業も非常に時間がかかります。
普通の業務にプラスして決算業務を行う
決算業務だけを行なっていれば何も難しくありませんが、決算業務にプラスして普段の仕事もしなくてはいけません。
財務は銀行との取引もしなくてはいけませんし、管理会計は日頃の日報作成もしなくてはいけません。
私の場合は総務も人事も行なっているので非常に忙しくなります。
そのため経理は決算時期になると忙しくなってしまうのです。
ざっと簡単に説明したしたが、経理が決算に忙しい理由の解説でした!
でも決算が終われば基本的には定時上がりで面白い仕事ではありますので頑張れてしまうのです。